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NISAのメリットとは?

公開日: : 最終更新日:2014/01/21 デメリット , ,

具体的な制度

非課税対象

株式や投資信託の値上がり益や配当金(分配金)

非課税投資枠

毎年100万円まで(翌年への繰り越しはできない)

期間

5年間(売却しても非課税枠の再利用はできない)

投資総額

最大500万円まで

制度継続期間

2014年から2023年までの10年間
(毎年100万円ずつ非課税枠の設定ができる)

資格者

20歳以上

制度のイメージ

NISA制度の概要イメージ

非課税投資枠の賢い使い方

結論から言って、ずっと保有して、長期投資向けの株や投資信託を買うのがよいと思います。仮に、順調に株価が上がったとして5年目を迎えれば、一度売却して、新しい“非課税枠”を使って買い直すことで、再び5年間は非課税状態となるからです(10年間は毎年100万円分の非課税枠が増えるので)。

逆に、短期で売買を繰り返すと、一瞬で非課税枠を使い切ってしまうことにもなりかねません。なぜなら、この制度では売却後に非課税枠の再利用ができないしくみだからです。これは、どう見ても長期投資向きの制度設計ですね。私が5年間持てる資産で考えたら、株なら「割安成長株」を、投資信託なら「外国株式ファンド(主に新興国)(別窓)」をその中でも「インデックスファンド(別窓)」で買うと思います。

NISAを使った成功例

例えば、2014年に100万円を使って、A社株に投資したとします。5年後の2019年に、A社株の株価が2倍となり、資産は200万円になりました。差し引きすると100万円の儲けですね。通常であれば、この100万円の利益に対しての20%(20万円)が税金として引かれますが、日本版ISA口座で取引をしていれば無税で済むことになります。この場合は20万円も得したことになるんです!

そして、毎年100万円の枠が増額されるので、仮にこの方法が毎年(10回)再現できれば、節税効果はなんと100万円にもなります!!(仮の話なので、「5年で2倍」を5回続けるのはむずかしいですが…)

デメリットも知っておこう

他の口座との損益通算ができない

上場株式・外国為替証拠金取引・デリバティブ系商品等は、一年間における損益を合算することができます。利益と損失の相殺が可能な為、株式での利益が大きくても、FXで大きな損失を被った場合には銭液通算により、その分税金を支払わなくて良いことになるのです。しかしNISAではこのような他の口座との損益通算ができません。例え損失が出ても他の1年分の所得と合算して合計所得を減らし、減税対策とすることができないのです。

すでに保有している株式や投資信託はNISA口座へ移せません

今もうすでに保有済みの株式や投信を新たにNISA口座へ移すことはできません。覚えておくべきことはNISA口座はこれから行う新規の投資だけが対象だということです。

売却後の再投資ができない

非課税期間が5年間と設定されていることにより、口座にある程度資金を保有しておかなくてはならないということもあります。
NISA口座に投資した商品を1度売却して、その資金を基に再投資をしても非課税対象にはならないのです。

銀行のNISA口座ではETFやJ-REITは買えません

銀行のNISA口座では株式や投資信託は購入出来ます。しかしながら、ETF(上場投資信託)J-REIT(上場不動産投資信託)などは購入できないので注意を。豊富な銘柄に投資したいとお考えの方は銀行ではなくネット証券会社のほうが投資対象などの品揃えが多いです。
その他に気をつけたいところは、どの金融機関のNISA口座でも社債や個人向け国債、公社債投信は購入出来ません

4年間は他金融機関への移行ができない。

一度NISA口座を開設した後最低4年間は、他の金融機関へ変更することはできません。つまり一人一口座しかNISA口座を開設できないんです。従って、最初に口座を開設する際に、どこの金融機関にするのかをよく比較検討した上で決めることが重要です。

以上、NISAはその人気から、メリットにしか目がいかないものですが、デメリットも考慮に入れる必要がありますね。

NISAのデメリットをもっと分かりやすく↓

NISAのデメリットとは?
NISAのデメリット

NISAの落とし穴
NISAのメリット・デメリット

nisaの落とし穴(第1回)
NISAのメリット・デメリット

nisaの落とし穴(第2回)
NISAの口座開設の落とし穴

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