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分かりやすい。NISAニュース

公開日: : 最終更新日:2014/01/21 活用法 , ,

2014年から投資に関する税制が大きく変化する。その中で個人投資家にとって節税のメリットが大きいのが、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)だ。株や投信に投資してどんなに大きな利益が出たとしても税金がゼロになるNISAで失敗しないための「口座の比較」と「活用術」を紹介します

NISA(少額投資非課税制度)

2013年年末をもって株や投信などの値上がり益や配当(分配)金の税率20%を10%に低減する証券優遇税制が打ち切られ、2014年以降は税率が20%に引き上げられる(実際は復興税込みで10.147%を20.315%へ引き上げ)

こうした個人投資家の投資意欲を削ぐ税制が復活する一方で、個人投資家にとってプラスとなる新税制も2014年からスタートする。それが、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)だ。NISAとは銀行や証券会社に専用口座を開設して、その口座で株式や投資信託(MMFやMRFなどを除く)を購入すれば、売却益や配当金(分配金)の税金がゼロになるという優遇税制で、投資で資産を増やすなら、このNISAを使わない手はない。

まずはNISAについてカンタンに説明しよう。

NISA口座は20歳以上であればだれでも開設することができるのだが、すべての金融機関を対象に1人1口座しか開設することができない。つまり、一度ある金融機関にNISA口座を開くと、当初4年間は他の金融機関にNISA口座を開くことができなくなってしまうのだ(2015年から変更できる可能性あり)。

NISA制度概要のイメージ

このNISA口座での投資額は毎年100万円まで、投資期間は投資した年を含め5年目の年末までとなっている。ただ、期間内に売却した場合はその金額分の枠は終了、また年間の投資額が100万円に満たなかった残りの投資枠についても翌年への繰り越しはできない。

NISAの口座での投資

それは、金融機関を選んで口座を開く前に、自分がNISA口座でどのような投資をするのかを考えることだ。ここで最も気をつけなければならないのは、株式投資をしたことがない人が非課税だからといっていきなり株を買ったりするケース。NISA口座での投資は、利益が出て初めて非課税の効果が得られるわけで損失が出てしまっては元も子もない。

口座開設について詳しく書いてあります。↓

nisaの落とし穴(第2回)
NISAの口座開設の落とし穴

口座開設の前に投信を選ぶ

NISAニュースのイメージ

投資信託は、1万円程度という少額から投資できる上に、運用自体をプロに一任できる。また、様々な資産への分散投資も可能で、個別株よりもリスクの低い資産を選んで投資することもでき、投資の初心者にも経験者にも便利な金融商品と言える。

ただし、投資信託には気をつけなければいけないこともある。それが、投資信託は証券会社でも銀行でも買えるが、各金融機関で取り扱っている商品は異なっているという点。つまり、NISA口座で投資信託を買うなら、まずは買いたい投資信託を選び、その投資信託を取り扱っている金融機関に口座を開くということが重要なのだ。

口座を開いたが買いたい投信の取り扱いがなかったという失敗をしないように、NISAは1人1口座なので「商品を選んでから金融機関を選ぶ」ということを肝に銘じておこう。

それからNISA口座の開設は銀行、証券会社どちらがいいのだろう?と考える人もいるのではないでしょうか。ネット証券などに比べると銀行のほうが信用度は格段に高く 安心だ、とおっしゃる方もいます。
投資家の資産の保護ということに関しましては
銀行も証券会社でも同じ条件下で安全であると言えます。

手数料や注文方法で比べてみましょう。
証券会社にはネット証券と店舗型があり、この2つでもまた違いがあります。

●手数料
ネット証券・・・格安
店舗型・・・・・高め
銀行・・・・・・高め

●注文方法
ネット証券・・・格安
店舗型・・・・・高め
銀行・・・・・・高め

●備考
ネット証券・・・注文ツールを利用したり
アナリストのレポートが無料で読める
店舗型・・・・・証券マンのアドバイスが聞ける
銀行・・・・・・銀行マンのアドバイスが聞ける

タイプ別活用法

初心者

まずは低リスクのファンドで運用し、着実に非課税効果を享受
(例)100万円を低リスクのファンドで5年間運用し、トータルで20万円の運用益。
非課税により約4万円の効果

NISA口座の損失を他口座の利益と損益通算できないことに着目し、手堅く運用益を上げて非課税効果をより確実に享受する戦略ともいえます。

経験者

上場株式等/株式ファンドを購入。値上がり分の譲渡益が非課税に。
(例)100万円購入した株式が4割上昇、売却。別の年度に100万円購入した外国株式ファンドは、当初は評価損だったが、3年後に8割上昇、売却。トータルの売買益が120万円なので、非課税により約24万円の効果

可能な限り利益を追求し、非課税効果を最大限享受する戦略ともいえます。

資産形成重視

インデックスファンドで積立投資。数年後の利益確定時に非課税効果。
(例)毎月5万円(毎年60万円)のペースで5年間、低コストのインデックスファンドで積立投資。まとまった資金が必要になったので売却・利益確定。40万円の売却益だったので、非課税により約8万円の効果

積立投資を始めたい30代などの資産形成層にも役立つ非課税制度です。

分配型・配当金重視

インカム重視のファンド・株式で運用。普通配分金・配当は非課税でお受け取り。
(例)退職金などのまとまった資金の一部をNISA口座で運用。ファンドの普通分配金や株式の配当について非課税効果を享受。100万円を5年間運用して、インカムのトータルが15万円だった。非課税により約3万円の効果

当面使わない資金を運用する方も、NISA口座を有効に活用できます。

その他の活用法

リバランス機能の活用

バランス型ファンドなどのリバランス機能のある商品に投資。NISAでは売買時に非課税枠を使用してしまうため、売買せずにリバランスをしてくれるファンドは便利。

株主優待を受ける

NISAは上場株式等も対象なので、株主優待も狙えます。NISAで株主優待を狙いたい場合、上場株式等の取扱いのある証券会社にNISA口座を開設する必要があります。

NISAのデメリット

デメリットは、税金がかからない代わりに損が発生していても損益通算や損失の繰越が出来ない事です。たとえばA社の株で利益が出て、B社の株で損をしていれば、両方を合算して利益の額を計算します。これが損益通算です。この場合、損益通算をしても利益が出ていれば税金はかかりますが、損失が多ければ税金はかかりません。さらに、その損失を持ち越して翌年の利益と相殺する事も可能です。これが損失の繰越です。繰り越しは最大3年まで可能です

いずれも損失が発生した際に役立つ仕組みですが、NISAを利用した投資で損が発生してもNISA外の口座(一般口座や特定口座)の利益と相殺は出来ません。損失の繰越も出来ません。その逆に、NISA外の口座で損をしてもNISAで発生した利益と相殺する必要もありません。

さらに、NISAには致命的な欠点があります。最長の投資期間である5年を経過した時に損が発生していると、損益通算や損失の繰越が出来ないばかりか、「その時点の価格が取得価格」となってしまう事です。これはどういう意味かというと、100万円で投資した株が、非課税期間終了時に80万円になっていたとします。すると、このケースでは80万円で取得した事になります。低い価格で取得したことになれば、その分売却時の利益が増えて税金が余計に掛かってしまいます。たとえばその後120万円で売った場合、差額の40万円が利益となり、税金は8万円です。本来ならば取得価格は100万円ですから、20万円の利益で4万円の税金のはずが、余計に4万円も取られているわけです。

しかも、これは利益が出ているのでまだマシなケースです。本来ならば損をしている90万円で売ったとしても形式上は10万円の利益が発生しているとみなされ、税金も取られてしまうわけですから、踏んだり蹴ったりです。

まだあるNISAの落とし穴↓

NISAのデメリットとは?
NISAのデメリット

nisaの落とし穴
NISAの落とし穴に注意

nisaの落とし穴(第1回)
NISAのメリット・デメリット

nisaの落とし穴(第2回)
NISAの口座開設の落とし穴

NISAの怖い可能性

これからNISAで投資をやる上で可能性としてある怖い点が一つあります。
それは、今まで投資をしてきた人たちが、NISAという制度が始まり、投資をする人たちが増える事を予想して先に株などを買っていた場合です。
そのような場合、NISAが始まった今、株が一番高いということになります。株価の上がる株もあるとは思いますが、一般的に株価は下がる傾向にあるという事です。それを考えるとどうなのでしょう?今、NISAの口座を作ることが得策なのでしょうか?考えものです。
そういった事を考えると今は、NISAは様子を見ておきその間FXがいいのかなと思います。FX場合、円高になろうが円安になろうが自分の投資の仕方で値段に左右されることがありません。

FXの良いところ

小さな金額で投資

FXは数千円から投資ができるのです。これは、NISAで株投資するより、ローリスクで投資ができるということです。

取引手数料が安い

FXは、外貨預金や株式の取引手数料と比較して、かなり安いです!
1ドルの片道手数料は、外貨預金は1円、FXは0.0019円~0.02円(0.19銭~2銭)と非常に安いです。 つまり、外貨取引をするなら、FXの方が安い手数料である分、大きな利益がでる可能性が高いということです。

24時間いつでも取引ができる!

FXでは、24時間リアルタイム取引ができるので、自分の空いている時間を利用して、取引をすることができます。
株式投資のように、リアルタイムトレードの時間を制限されることはありません。 サラリーマンや主婦の方など、日中になかなか時間の取れない人でも、自分のライフスタイルにに合わせて取引が可能です。

FXについてもう少し知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

→初心者の為のFX
《FXコミュニティFXファン》

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